不動産投資の理論を一緒に学ぼう(基礎編:Vol1.ファイナンスって何よ?)
さて、『不動産投資の理論を一緒に学ぼう』の第一回目。
<--やるといったものの、いざやるぞとなると難しいもんですね。頑張りますので応援お願いします!
今日は
ファイナンスって何よ?
です。
Finance(ファイナンス)という言葉自体は、英語で訳としては、様々な意味があるようです。
いろいろな意味があるようですが、要はなんかしら「お金」が絡む言葉であることは間違いないようですね。
参考書によると、ファイナンスとは
限られた資源を有効利用するための方法である。
ということらしいです。有効利用とは、その資源を守り、高めることであるということも言っています。
要は、
今ある資産を守りつつ、増やしていくということですね。
この行為(投資行為)をやった結果として、資産がどれだけ変化(減るのか?増えるのか?)するんだろう?という問題が発生します。
この問題に答えを与えてくれるのが、
ファイナンス理論
なんだそうです。
要は、
『今もっているお金を増やそうとおもうけど、○○投資信託や、○○債権に投資したら一体どれくらいになるんだろうか?』
という疑問に対して、定量的(いついつまでに、この資産がどのくらいに増える、もしくは減る)に答えを与えてくれるということでしょうか。
ファイナンス理論は、上記の答えを提供するために、以下の2つの価値を与えています。
- 時間
- 不確実性
なんじゃこりゃ?
1の『時間』ですが、意外とこれが僕もわかっているようでわかっていない。(人に説明するのも意外と難しい)
こういう言い方でどうでしょう?
今、持っている100万円とこの100万円を投資して得られる将来の価値を比較してどうこう考えよう。ということ。
当たり前っちゃぁ当たり前か。
2の『不確実性』は、
1の時間も絡むんですが、投資する時間が長ければ長いほど、その投資をした結果というのは、現時点の価値から乖離してしまうことをいっています。
1年先の予想はある程度できる人でも、10年後となるとちょっとよそうできませんよね。おそらくこの「不確定要素」が投資に与える影響の度合いを『不確実性』といっているんじゃないでしょうか。
あとこの不確実性には、選ぶ投資手段でもその幅は様々です。
- 国債
- 貯金
- 株式投資
例えば国債は不確実性がまったくないと想定して最も高く評価して、他の財産については、内に秘めている不確実性に応じてその価値を割り引いて考えるんだそうです。
人にたとえて考えると、
Aさん:100円貸すと100円返してくれる
Bさん:100円貸すと105円返してくれる(なんていい人!)
Cさん:100円貸すと50円~150円の間で返してくれる。(ギャンブラーかしら?)
と考えたとき、誰が一番お金を貸すのが最適な答えか?こういうケースを考えるのと同じかなと。
こういった『時間』と『不確実性』を組み合わせてファイナンス理論は成り立っているんだそうです。
で、この理論は、その目的が、
『限られた財の有効利用を目的とした理論であり、投資の意思決定にもそのまま適用できる理論である』
だそうです。なるほど。
投資するなら、ファイナンス理論を展開して、時間や、投資商品の正確にともなう不確実性を定量的に分析して、投資可か不可かを適切に判断できるから頑張って理解せよ!
ということですね。
以上が、ファイナンスとその理論体系であるファイナンス理論の意味です。
ファイナンス理論の基本を抑えれば、不動産投資にかかわらず、株式投資や、国債、投資信託、預貯金、商品先物ナドナドいろんな金融商品の定量的分析ができるというわけです。
もちろん、完全ではないことはいうまでもありません。理論ですべてが解決できれば誰も苦労しませんし。
ただ、数ある投資手段をある程度のふるいにかけることは間違いなくできると思います。で、ふるいにかけた結果残った候補をどう料理するか?
これが投資家に課せられた、
- センス
- 勇気
- 判断力
- スピード
なんじゃないでしょうか?
ファイナンス理論を武装しない手はないです。だってこれをもたない人たちよりか頭ひとつ出れるわけですから。
がんばってみませんか?
あー、疲れた。今日はここまで。(キーン、コーン、カーン、コーン)
<--いけね。飛ばしすぎた。続くかなー。皆さんの応援が何よりのカンフル剤。お願いいたします!!
こむずかしいですね。
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