2007賃貸住宅フェアレポート(Vol2.リノベーション編)
今日のレポートは、
リノベーション編から。
<--でも、まずは道程からお楽しみ下さい。応援お願いしマース。
当日は、会場まで水上バス経由で行ってみました。浜松町から歩くこと6分くらい。
ここは水上バスの乗り場。
相棒はこいつ。(よろしくたのむぜ)
はっしーん!
オォー。レインボーブリッジ!なかなか水上バスもいいもんですな。もっと航路増やしてくれてもいいのになぁ。ガンバレ!水上バス!
という間に会場へとーちゃーく。
ちと、前置き長くてすいません。今日のリノベネタは、以下の資料より。
おもに、
- 3点ユニットバスのリノベ
- 壁紙のリノベ
- 水周りのリノベ
こんなところでしょうか。正直あまり画期的なものはなかったですが、それでも去年ブロガーの方々がレポートされていた様々なソリューションを生で見れたのは意義があります。
まずは、3点分離の王道『ぶんり君』(by ビラハウジングさん)
このリノベにかかる総額は270000円なり。これで投資効率が上がるかどうかは皆さん考えてみてください。(すいません、今日は表面的な数字だけの報告です)
ほかにも、 ここは、すべての工程を一社でやってのける会社でした。標準的なモデルでたしか400,000円くらいだったはず。
こんな感じのものあります。(すんません、ここのリノベコスと控えるの忘れてた)
ま、限られたスペースを区切るソリューションだからやれることには限界があります。僕は個人的には「やらないほうがいい」と思っています。
やるとしたら、以下のような潔さが必要だと思っています。
コンセプトは、
「風呂なんかいらねぇ。お洒落なシャワーユニットがあればいいじゃん!」
これ。お洒落でいいでしょ?しかも今なら特価200,000円を切っています。とはいえ、
- 3点ユニットのとりはずし
- 処分代
- 工賃
を含めるとどうしても500,000円弱行くということらしいです。加えて、これ中国製なのですが、昨今の中国は賃金が上がってきているため、コストが相当きつい状況らしいです。
加えて品質へ意識が(当初は)低かったらしくその辺の教育の手間も大変だったそう。涙ぐましい努力の傑作だと思います。「ベトナム・タイとかに生産拠点を移すのはどうです?」と伝えておきました。(個人的にはベトナムの方は日本人と同じ職人気質のの方が多いです。実際僕の業界にもベトナム人がいますが、いままでの外国人の中でいちばん勤勉でいいものを作ってくれます。友人の会社でも同じことが言えるそうなので、このような提案をさせてもらいました)
このシステム、意外と若い世代には割り切って意外といけると思いますよ。
実際kanaloaも独身時代は、風呂・トイレ別の物件に住んでいましたが、もっぱらシャワーでしたから。これだけお洒落なものであれば、彼女にも自慢できますよね。(変な下心無しに)
なんとか頑張ってもらいたいものです。応援しましょう。INK CORPRATIONさんを!
この会社、他にも、いろいろ子じゃれた水周り製品や、壁紙などいろいろなアイデアを誠実に訴えていらっしゃいました。
で、次が壁紙。これは、汚れや水に強い(耐久性に優れているから、コスト削減につながる)といううたい文句の壁紙
あら?伝わんないですかね?これ実際に汚れをつけてそれを何度も何度も洗い流しても大丈夫だよ!って実演しているところ。こういう素材大好き。食い入ってみちゃいます。
こんご、賃貸物件は如何にその物件に個性を出していくかが重要な要素だと考えますので、個性を出しつつコストを抑える努力がメーカー・オーナーに問われ来ると思います。
あと、番外というか、賃貸物件には直接から見ませんが、不動産投資を幅広く捕らえてテナント経営をされている方へ、もしかしたら朗報かも(既に知ってるかもですが、、、)
コレ。なにかというと、窓にとある吹きつけをすると、あら不思議、断熱ができてしまうというスグレモノ。
ガラスをいちいち変えなくていいというのがよさそうですね。
夏:赤外線カットで涼しい。
冬:遠赤外線カット(暖房の熱などを逃さない)で暖かい。
こういうシロモノだそうです。
消費電力は、20%~30%だそうな。(同社調査より)
いけねー。これにかかるコストをすっかり忘れちゃいました。
興味があれば、こちらへ。(別に回し者じゃないですよ)
この手の業者さんって、とにかく熱心です。大手のようにのんびりとは構えていません。それだけ必死なんですね。こういう熱い業者さんと手を組んで素敵な賃貸事業を営んでいきたいものです。
<総括>
- あまり突飛なソリューションはないが、でも各業者さんそれぞれ思考やコストダウンを図って頑張っている様子がうかがえた。引き続き努力をお願いしたいところ。
- 残念なのは、トータルのリノベソリューション例がほとんど見受けられなかったところ。パーツパーツはあるのですが、全体で「こんなリノベができます!」というソリューションもあっていいと思った。(そのほうが全体としてのコスト削減にもつながるから。ただ、全部が全部そうだと、ちょっと味気ないですけどね)
こんなところでしょうか。ただ、忘れてはならないのは、
コスト対効果です。
もちろん最初に店子さんの利益がありますが、最後に我々のCFが取れなければただの慈善事業になってしまいます。我々にも守るべき家族や生活があります。これを失ってはいけませんね。この判断基準を忘れないようにしましょう(自分に言い聞かせる意味で)。
投資効率への影響を算出する方法論は知っていますが、それはまた次の機会に。
では、明日は、
- セキュリティー(主に女性)
- ブロードバンド(リノベーション、あ、今日だった。忘れてたので明日)
につづきます!
<--限られた時間でまとめているので、ちと支離滅裂かもしれませんが(いつも?)すこしでも話のタネになれれば幸いです。引き続き応援おねがいしまーす。
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