湘南で花見?
今日は、川崎で読書でもしようかと思っていましたが、突然の友人のメールで
『サーファー連中で花見しない?友人のXから重大発表があるってよ!』
と。
行ってきました。そーいや、昨年からまともにウィンドサーフィンやってなかったので、疎遠になり気味でしたが、声をかけてくれたんです。ありがたいことです。
友人(といっても50代のオヤジですが)の庭で七輪BBQでした。花見だときいていたんですが、アラ?サクラはどこ?聞いてみると。
『んなこと俺は言ってねーぞ』
ですって(メールには『花見』って書いてんじゃん!)。ま、いいや。
集まっていたのは、僕が一番若く、他は40代から50代のオヤジ軍団。ウィンドサーフィンが湘南で全盛期だったころの世代です。このころは、ウィンドサーファーが湘南でオネーチャンに声をかけると大体ナンパに成功していたそうです。(聞いた話では?ですが)
とにかくこの世代友人はとにかくハチャメチャ。
『オネーチャン見かけたら声をかけるのが湘南の流儀だ!』
『俺が最初に湘南でウィンド始めたんだ!』(そういう人が沢山いるけど。。。)
『50代でもオネーチャン口説けないやつは湘南にくるんじゃねぇ!』
ナドナド。自慢話を聞いていると夜が明けそうです。でも、オッチャンだから2時間も話すと『お茶ねーか?』とか『俺帰って寝る』とか、、、、(オイオイ)
まぁ話を3割引で聞いたとしても、それでも現在の湘南ブランドってこういう、いい意味でのハチャメチャな方々が作り上げたのかもしれません。全員ビッグマウスですが、根はとてもいい人たち。波乗りするときは、ちゃんと年下の面倒をみるという昔の日本人のよさをもっています。
『オィ、kanaloa、次の波良いぞ、乗れ乗れ!』
と、進めてくれたり、海の上でいろいろ波乗りの極意を教えてくれます。地上では、チャランポランな人たちですが、いざ海に入ると、目が変わるんですね。で、一発で波を捕まえてジジィなのに、かっこいいマニューバを決めます。。。(ちくしょー、カッコイイナー)
彼らは、最近口々に「最近は海にルールがねーなぁ。。。」とぼやきます。昨今の波乗りブームでとにかく最近は波乗り人口が増えています。で、かつちゃんとサーファーが持つべきルールをしらない人たちも増えています。
あの世代は、きちんとしたルールがマニュアルとして流通していた世代ではないのに、きちんと暗黙のルールをもっています。(ひとついい波を捕まえたら、次は他人に譲るとか、同じ波には可能な限り乗らないとか。。。最近はひとつの波に10人くらい同時にのっていたりしますよね。閉口しちゃいます。。)
かつての湘南には、街だけでなく、そこに住む人たちに個性があり、自覚があり、愛があったと聞きます。口は悪いですが、人の暖かさがあったといいます。最近それが少なくなってきたとか。
湘南に限った話じゃないですよね。
関係ない人をいきなりホームから突き落としたり、無差別に人に切りつけたり、、、。こういう人間は大抵親とのコミュニケーションが希薄であったと聞きます。とても悲しいことです。(大げさかな。。。)
湘南は僕が日本で最も愛する地域のひとつです。海があり、波があり、人がいて、、、。このエリアをかつてのようなカッコイイ地域にもどす努力を地域全体で頑張って取り組んでほしいものです。
帰りにオヤジ連中に
『kanaloa、またウィンドしよーぜ!』
って言ってもらいました。一年近く行ってなかったのに、嬉しいですよね。湘南オヤジは暖かいな。。。
仕事と不動産投資の合間を縫って、時間を作ってまた遊びに行こう。
今年の夏も、若者が新しい湘南の風となってくれることを期待しつつ、今日はそういえば花見だったんだよね。。。ウーン、だまされた。と思いながら家路につくkanaloaでした。チャンチャン。
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