(5) ライフプランニング・リタイアメントプランニング-2
さて、続きです。
<--お、久々の100以内が見えた?応援おねがいしますねー。
ライフイベントをある程度落とし込んだら、さて、それに一体どれほどの費用がかかるかを数字として組み込んでみます。
ここで目の前に突きつけられる現実に唖然とする人もいるはずです。
ライフイベントなので、10人の人生があれば10人それぞれのライフイベントがあるわけで、ここではそれについて一つ一つ書くことはできませんが、あえて汎用的に書くとしたら、以下の要素が挙げられます。
- 教育費
- 食費
- 居住費
- 交際費
- 老後を考えた出費(保険・年金)
- 預金・投資(費用として考えて見ます)
30代から40代にかけて最もかかるのが上記の1・2かな。1.2は、子供が一人増えるごとにそれが単純計算で比例増加します。
教育費は、親たるもの、子供の人生を左右する大事な費用であるためここは削れないと思います。(人の親になって僕もこの辺を感じております)
2は、なんとかうまくやりくりすれば(身の丈にあった使い方をすれば)大丈夫かな。ここは一家の財務省兼厚生労働省長官の奥様の腕の見せ所でもあります。(もちろん、旦那さんでも結構ですよ)
これに、交際費用、あ、書き忘れましたが、車・レジャー費を加えここに老後を想定した積み立て(4・5・6)を加えると、たいていの場合、現状の収入と支出のバランスでは赤字になる事がほとんどです。
別にこれはそのご家庭が不真面目に生きているからではありません、まっとうに仕事をして、普通に家庭を考えているごく普通のご家庭ででも発生しうる事態です。
問題は、これが、日本のご家庭のかなりの割合で発生しうる(いや、発生している)ということでしょうか。
恥ずかしながら、結婚当初の僕のライフプランというものはまったくというほど何も考えておらず、若き日の奥様と結婚後の生活を相談していたときにあまりの無スケジュール具合に奥様にあきれられたものです。
この話題に振ったのは、上記の3(居住費の話)をしたかったから。
当時は、僕は結婚後も普通に「ん、住む家?、へ?いや、賃貸でしょ?お金あんましないし。」という僕の無計画な発言に
『ドアホウ!結婚する覚悟決めたらなら、家買えやぁ!賃貸なぞしてられるかー!(超怒)』
と奥様に一括(ま、上記の言われ方はウソですが、彼女の当時の心持はそんな感じでしょう。)。てっきり新築かと思いきや、層でなく「いや、今私達で帰る物件にしようよ。背伸びはいけない」
。。。僕にとってはその考え方自体が目からうろこでした。
当時の二人の貯金と収入から無理せず返せる物件を探して今の家(マンションですが)を買いました。
あのときの彼女の思考(指向)は、不動産投資家の目から見て「非常に賢明な考え方」でした。
今も我がマンション、購入時とほぼ変わらぬ取引価格だそうです。(場所、いいですから)
と、話を費用に戻すと、まぁ、こういった費用を如何に押さえて収入から出て行く支出全体を下げていけるか、これがリタイヤメントを考えていくときに重要なファクターとなるのです。
、、、というのが通常のFPの提案のしかたです。(セオリーどおりとでもいいましょうか。)
間違いではないです。でも、正解でもない。
それは、なぜか。時代がその考え方さえも超越するほど不安定さを増しているからです。
今正しいと思われるファイナンシャルプランでさえも時に「間違い」といわれてしまう可能性もあるのです。(怖いですね)
新時代を迎えるファイナンシャルプランとは、今、FPの教科書にあるそれとはちょっと違うものになります。
続きはまた、次回。
あ、そそ、冒頭の写真、我がJr. の誕生日記念の(なぜか)キリンビアビレッジでの写真です。工場見学、最近ハマりつつあります。何故って?それは無料で楽しく・ちょっとオマケ付くから(笑)
ディズニーランドも悪くないですが、近くの無料の工場見学だってちょっとしたアトラクションですよー。
、、、って、ウチはレジャー費をうまく抑えたりしてます。ムフフ。
考えかたもビッグに!!そしてハッピーになりましょう!!
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