ホームインスペクション(最終編)
すんません、ひどくUPが遅れてしまって恐縮です。ホームインスペクション、最終編です。
<--本業、休日返上で遅延挽回中であります。上司に文句言う暇あれば仕事してます(泣)どうかひとつ応援クリックにて戦うサラリーマン大家さんをお支えくださいませ。
さて、ホームインスペクション、これまで2回にわたり記載してきました。改めて振り返ります。
で、今回が最終編です。前回記載のとおり、
- インスペクションの様子。
- どんな内容をインスペクションしてくれるのか?
に触れます。
<インスペクションの様子>
担当さんは(前回記載のとおり、本来来られる方とは違う方でしたが)年配の優しい感じの方。
名刺交換もそうそうに、さっそく実施してもらいました。
空室が1部屋ありましたので、まずは部屋の内部からわかる調査をしてもらいます。
たとえば、鉄骨の構造的傾斜がないかを確認してもらいました。
こんなツールで、
レーザーで傾きをみていくっちゅうもんです。(7万くらいとか言ってたっけな。。忘れました)
こいつを鉄骨のある場所へ向け照射。
こうやって縦のラインが鉄骨に対して傾いていないかを見ていくんだそうです。結果は「全く問題なし」でした。
あとは簡単なツールとしては、まぁ、これは皆さんご存知の
こんなやつを使ったりでしたね。
部屋の配管を見てもらったりしました。
外部からは壁面、立てつけ、水漏れの後はないか、やらですかね。
隣地境界もチェックしてくれました。
あとは可能な限り高い目線から建物を見て構造的問題がないかをチェックしたり、、、
そんな感じでやく2時間弱のチェックが実施されました。
※その頃、僕は折からの疲労と体調不良&猛暑による軽い脱水症状もあり軽い熱中症に、、、めまいがしてフラフラ。。。なんとかインスペクションは持ちこたえようとしてましたが、あまり当時の記憶がなく、、、もったいない。。
てことで、後日、そのインスペクション結果が返ってきます。(賞味3営業日くらいでしたか。)
<どんな内容をインスペクションしてくれるのか?>
こんな構成です。
調査結果および総合判定
チェック項目一覧
添付資料
1.調査結果および総合判定では、
建築後に発生したと思われる建物の傾き
建物が不動沈下している可能性
継続していると思われる雨漏りの跡形
著しい施工不良
建物の著しい劣化や腐食や変形
設備配管の著しい劣化、漏水
早期に補修が必要な箇所
についての「あり・なし」が報告され、それについて総合判定という流れになります。
ちなみに僕の物件はいずれも「問題なし」で、総合判定も(確認できた範囲ではという枕詞つきですが)建物の傾き構造体力上主要な部分に関する構造的概念につながる事象は確認されず。若干の劣化は確認されるもいずれも表面的な経年劣化であり、建物自体への大きな影響はなし。
との良好な判定が出ました。
これにチェック項目一覧が添付され、細部のチェック状況が確認できました。これも一部は経年劣化はあるものの近々に必要な大きな修繕はないとのこお墨付きをもらっています。(ただし5年以内にはチョコチョコ直すところはありそうとのことでした。まー、これはしょうがない)
こんな感じです。ホームインスペクションってのは。
個人的には、ですが、初めて不動産投資で一棟ものをつかもうとしている人はやっておいて損はないと思います。買ってからとんでもない瑕疵が見つかったら目も当てられませんから。
大体7、8万の費用が掛かります。が、経費化できますし、長い目で見たらそんなに高くないと思いますよ。
ベテランの投資家さんだったら不要かな。(ただ構造関係の知識がない人はやってもらった方がいいかもです。)
実施するに当たり大事なのは、必ず「契約前に実施すること!」です。
契約した後だと、瑕疵が見つかってもそれを前提で購入することになります。契約前でしたら、瑕疵、もしくは費用が掛かりそうな修繕が見つかった場合、(これは投資家さんの考え方マターですが)契約を解除するなり、明確・かつ論理的な根拠を示したうえでの「常識的な」指値をすることが可能となります。
「契約前に実施する」この大前提だけは忘れないようにしてください。
以上、長々、ダラダラ書いてしまいましたが、ホームインスペクションの記事はこれにて終了でーす。

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コメント
この記事へのコメントは終了しました。
よくわかりました!
ありがとうございました。
やっぱり免責に関する契約をかわしんですか?
投稿: かもじゅう | 2011年7月26日 (火) 13時52分
かもじゅうさんども!
免責。。ですか。
すいません契約書をキチンと読み切れていないようです。(汗)
確認の上改めて返信します!
投稿: kanaloa | 2011年7月27日 (水) 23時28分